無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

父親『…いや、待てよ？世界で一番可愛い聖輝を見て東京の男共が放ったらかしにするはずがない…』


聖輝「えっ？」


父親『聖輝！変な男に言い寄られてたりしないか？！』


聖輝「おっ男？」


父親『そうだ！世の中の男は可愛いものが大好物だ…聖輝を見てはあれやこれや妄想しているかもしれない…！！』


聖輝「いや、さすがにそれは…」


父親『いや、お前の前では正常でも裏で何を考えているか分からない…』


父親『あぁ…愛しの我が子がこんな目に遭っていると想像すると…父さん腹立たしいぞ！！』


聖輝「あっあの、お父さ」


父親『聖輝！！今すぐうちに帰ってこい！！大学なら他にもいいところはある！！』


聖輝「えぇっ？！」


父親『そうだ…最初から反対しておけば良かったんだ…一人暮らしするなんて…危険なことばっかりだ…』


父親『聖輝の学力なら国立だっていける…編入テストの手続きをしよう！』


聖輝「いやっお父さん、それは…」


父親『聖輝、安心しろ。これからはな、父さんとずっと一緒に暮ら』


バシッ！！


母親『ちょっとお父さん！！何変なこと言ってるのよ？！』


父親『痛っ？！かっ母さん？！』


母親『聖輝は東京の大学で頑張るって言ってるのに、勝手なことしないで！！』


父親『いや、でも…東京の街は危険がいっぱいなんだぞ？！』


母親『お父さんの気持ちも分かるけど、聖輝のやりたい事をやらせてあげるのが親の務めでしょ？』


父親『母さん……』