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ふぃくしょんエッチ

第4章 愛神さま!!


トン…


背中に固い感触。
それ以上下がれないところまで来ると
私の顔の横に、男の人独特の
筋肉質できれいな腕が置かれた。

そんな小さな事でも高鳴る胸。


「俺のこの容姿は
お前ら人間が喜ぶようにだよ。


だからさ、
お前よりも美人になれるし
お前が望むようなお坊さんにも
なれるわけ。分かった?」


ニヤリと笑うと整った顔も
また違う一面を見せる。


な、何よ!!こいつっ!!


「てかさ、お前困ってんだろ?
ずっと見守ってきたんだから
お前よりお前の事よく知ってると
思うけど」


『ぬ、ぬぅ…』


確かに…確かに困ってるけど…


原因は私にあるって言うか……
シャイな性格は治らないと言うか…




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