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どすけべカメラマンに犯されています!

第12章 きもちいこと、したいです。

重い瞼をゆっくり開ける。
開けきらなくて、まどろみの中へ……。


それを何度か繰り返し、現実へと舞い戻った。


やっぱり、全部夢だった。


ふと隣を見やると、ドレススーツのスラックスを脱ぎ捨てて横になるヒカリがいた。

あれ?脱いだんだっけ?
なんかよく覚えてねえ。

ゆっくり目を開け、のろのろこちらを向いたヒカリと目が合うと。

ぶわあっと赤くなって、視線を晒された。

「どうした?」

「ゃっ、ぁ、あの、なんでもない、です」

少し思考して。
何となく理解した。

「あー、もしかしてオレとセックスする夢見た?」

「っっっ〜〜〜〜!!」

「お、あたりか」

あの薬の副作用の一つってこれなのかもな、なんて思う。



共通の、淫夢を見る。

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