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どすけべカメラマンに犯されています!

第5章 紹介しよう、オレの恋人だ

唯一理解できるのは、不快な感情ではないって事だ。

気持ちよくアルコールを摂取出来た時の様な感覚……。

「由奈さん好きって言ってみ」

「っ……や、やです……」

いくら夢見心地状態でもそれはさすがに照れてしまって言えそうにない。

思わず顔を隠す僕の手をどけて、躊躇なくシャッターを切っていく。

「何照れてんだよ」

「だって……」

「ふん、何を今更」

意地悪な口調はいつも通り……だけれど、やっぱりどこか優しくて。

やられてしまいそうだ。

そのギャップに。


……ん?やられてしまいそう?

「うし、こんなもんだろ」

由奈に再会して以来、何だか思考がおかしくなっている。

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