
take a breather
第18章 君への想い
「あのね、翔くん…」
「ん?」
「僕…翔くんのことが好き」
「うん。俺も智のこと好きだよ?」
当然のように答える翔くん
「違うっ…」
僕の言ってる『好き』と翔くんの言ってる『好き』は意味が違う
「あのさ、智…
とりあえずココ、あけようか?
他の方たちが使えない」
「…あ」
翔くんに抱かれたまま後ろを振り向くと
女の子たちが僕たちを見てヒソヒソと話をしてた
「ごっ!ごめんっ…」
僕のせいで翔くんまで変な目で見られちゃう
慌てて翔くんから離れた
「あっち行こう」
「えっ…」
翔くんの手が僕の手を取り歩き出すと
背後から何故か『キャー』という黄色い悲鳴が聴こえた
人気のない所まで来ると翔くんがクルリと向きを変えた
突然向きを変えられ
僕はまた翔くんの胸に激突
「ごめっ…」
離れようとした僕の背後に翔くんの腕が回る
「さっきの続き、聴かせて?」
耳元で翔くんの甘い声…背筋がゾクっとする
思わず翔くんの洋服を握りしめた
「智?」
「あ…」
そうだ、ちゃんと想いを伝えないと
占いは上手くいったんだから
「あのね、僕、翔くんのことが好きなの」
「うん。だから俺も好きだよ?」
「じゃなくてね?
僕が言ってる『好き』は翔くんの言ってる『好き』と違くて…」
「どう違うの?」
「えっと…それは…」
どう言えば伝わる?
全然ダメじゃん…ちゃんと伝えようと思ってたのに…
考え込む僕の両頬を翔くんの手が包み込む
視線を上げると翔くんと目が合った
「翔くん…僕…」
なんとか僕の抱えてる感情を伝えたい…
でも、言葉が見つからないんだ
翔くんが優しく微笑む
その微笑みが段々と近づいて来ると
僕の唇に翔くんの唇がチュッと触れた
「…へ⁈」
「どう違うか教えてくれる?」
翔くんがニコッと笑った
「ん?」
「僕…翔くんのことが好き」
「うん。俺も智のこと好きだよ?」
当然のように答える翔くん
「違うっ…」
僕の言ってる『好き』と翔くんの言ってる『好き』は意味が違う
「あのさ、智…
とりあえずココ、あけようか?
他の方たちが使えない」
「…あ」
翔くんに抱かれたまま後ろを振り向くと
女の子たちが僕たちを見てヒソヒソと話をしてた
「ごっ!ごめんっ…」
僕のせいで翔くんまで変な目で見られちゃう
慌てて翔くんから離れた
「あっち行こう」
「えっ…」
翔くんの手が僕の手を取り歩き出すと
背後から何故か『キャー』という黄色い悲鳴が聴こえた
人気のない所まで来ると翔くんがクルリと向きを変えた
突然向きを変えられ
僕はまた翔くんの胸に激突
「ごめっ…」
離れようとした僕の背後に翔くんの腕が回る
「さっきの続き、聴かせて?」
耳元で翔くんの甘い声…背筋がゾクっとする
思わず翔くんの洋服を握りしめた
「智?」
「あ…」
そうだ、ちゃんと想いを伝えないと
占いは上手くいったんだから
「あのね、僕、翔くんのことが好きなの」
「うん。だから俺も好きだよ?」
「じゃなくてね?
僕が言ってる『好き』は翔くんの言ってる『好き』と違くて…」
「どう違うの?」
「えっと…それは…」
どう言えば伝わる?
全然ダメじゃん…ちゃんと伝えようと思ってたのに…
考え込む僕の両頬を翔くんの手が包み込む
視線を上げると翔くんと目が合った
「翔くん…僕…」
なんとか僕の抱えてる感情を伝えたい…
でも、言葉が見つからないんだ
翔くんが優しく微笑む
その微笑みが段々と近づいて来ると
僕の唇に翔くんの唇がチュッと触れた
「…へ⁈」
「どう違うか教えてくれる?」
翔くんがニコッと笑った
