
take a breather
第10章 Lotus
「悪りぃ 待たせた」
智くんの声が聞こえ振り向くと そこにいたのは智くんと侑李くん
「あれ?知念くん?久しぶりだね」
「お久しぶりです、相葉さん、二宮さん」
ニコッと笑ってふたりに挨拶する侑李くんの態度は 昼間俺にして見せた態度とはまるで別物…
もしかして俺だけ嫌われてる?
「なんで知念くんがいるのさ…」
「今日、店の様子見に来てくれたんだよ
相葉ちゃんから連絡貰った時 丁度横にいて話し聞かれててさ
ずっと前から飯行こうって誘われてたのに なかなか行けないでいたから
今日一緒に連れてけって言われて」
「それで連れてきちゃったの?
俺たちに相談なしに?」
カズさんが呆れたような顔をした
しかも侑李くんがいる前でいかにも迷惑みたいな口振り
「すみません…俺 おじゃまでした?」
侑李くんがシュンとしてしまった
「ハッキリ言わせて貰うとそうだね」
カズさんが追い討ちを掛けた
「カズ…そこまで言わなくてもいいだろ?
せっかくおおちゃんの陣中見舞いに来てくれたんだから」
相葉さんがカズさんを宥める
「カズ ごめん…
俺が確認の連絡入れれば良かったんだよな?
今日の集まりはカズが発起人なんだから」
「そうだよ…人がせっかく気利かせてセッティングしてやったのに…」
不貞腐れて呟くカズさんとその隣で苦笑いする相葉さん
「悪りぃ…」
智くんが眉毛を下げ申し訳なさそうな顔をする
「もういいから座りなよ
いつまでもはじめられないでしょ…」
「うん…」
「知念くんも座って?」
「はい」
相葉さんが笑顔で声を掛けると侑李くんも少しホッとした表情を見せた
智くんが俺の隣に 更にその向こうに侑李くんが座った
「ごめんな?翔ちゃん」
侑李くんの姿を見て 正直少し残念な気はした
侑李くんと過ごした時の嫌な気持ちを晴らそうとしたのに 当の本人が来るなんて…
でも智くんが俺に謝る必要はないもんな
「ううん、俺は大丈夫だから 気にしないで」
そう言うと智くんはフニャっと でも少し情けないような笑顔を見せた
智くんの声が聞こえ振り向くと そこにいたのは智くんと侑李くん
「あれ?知念くん?久しぶりだね」
「お久しぶりです、相葉さん、二宮さん」
ニコッと笑ってふたりに挨拶する侑李くんの態度は 昼間俺にして見せた態度とはまるで別物…
もしかして俺だけ嫌われてる?
「なんで知念くんがいるのさ…」
「今日、店の様子見に来てくれたんだよ
相葉ちゃんから連絡貰った時 丁度横にいて話し聞かれててさ
ずっと前から飯行こうって誘われてたのに なかなか行けないでいたから
今日一緒に連れてけって言われて」
「それで連れてきちゃったの?
俺たちに相談なしに?」
カズさんが呆れたような顔をした
しかも侑李くんがいる前でいかにも迷惑みたいな口振り
「すみません…俺 おじゃまでした?」
侑李くんがシュンとしてしまった
「ハッキリ言わせて貰うとそうだね」
カズさんが追い討ちを掛けた
「カズ…そこまで言わなくてもいいだろ?
せっかくおおちゃんの陣中見舞いに来てくれたんだから」
相葉さんがカズさんを宥める
「カズ ごめん…
俺が確認の連絡入れれば良かったんだよな?
今日の集まりはカズが発起人なんだから」
「そうだよ…人がせっかく気利かせてセッティングしてやったのに…」
不貞腐れて呟くカズさんとその隣で苦笑いする相葉さん
「悪りぃ…」
智くんが眉毛を下げ申し訳なさそうな顔をする
「もういいから座りなよ
いつまでもはじめられないでしょ…」
「うん…」
「知念くんも座って?」
「はい」
相葉さんが笑顔で声を掛けると侑李くんも少しホッとした表情を見せた
智くんが俺の隣に 更にその向こうに侑李くんが座った
「ごめんな?翔ちゃん」
侑李くんの姿を見て 正直少し残念な気はした
侑李くんと過ごした時の嫌な気持ちを晴らそうとしたのに 当の本人が来るなんて…
でも智くんが俺に謝る必要はないもんな
「ううん、俺は大丈夫だから 気にしないで」
そう言うと智くんはフニャっと でも少し情けないような笑顔を見せた
