
take a breather
第9章 Calling
ニノの所にも猫用トイレを設置し
タクシーを呼んで帰る準備が出来た
「それじゃあ 二宮さん
月曜日からブルーのこと よろしくお願いします」
「あいよ。ブルー待ってるからね」
ニノが翔の手の中にいるブルーの頭を撫でた
「みゃあ…」
「おー、ちゃんと挨拶出来るんだ
いい仔だね ブルー」
ニノがそう言うと我が子が褒められてる気分なのか
翔が嬉しそうに微笑んだ
本当に母親みたいだな…
「翔ちゃん タクシーに乗るときはケージに入れてね」
「あ、そっか…
ブルー ごめんね、少しこの中に入ってて…
すぐに着くから」
「みぃ…」
翔の顔を見上げ 寂しそうに鳴く
コッチはコッチで本当の子供みたいだな…
「ごめんね…ここに入ってないと
お家に帰れないんだよ…」
意味がわかってはいないと思う
でも翔の困ってる様子が伝わったのか
ブルーはケージの中で大人しくなった
「いい仔だね、ブルー」
ケージを顔の高さまで持ち上げ嬉しそうに中を覗く翔
「みぁ…」
ブルーも嬉しそうに鳴いた
「じゃあ、行くか…」
「はい」
「翔ちゃん、大野さん 頑張ってね
何か困ったことがあったら連絡ちょうだい?
役に立てるかわからないけど」
「そんなことないよ、今日は本当に助かった
ありがと、雅紀」
「こんなヤツでも役立つこともあるんだねぇ…」
「ヒドイ…カズさん…」
「ウソだよ…今日『は!』助かった
サンキューね」
「カズさ〜ん!」
ニノに抱きつく相葉
「あ〜うるさい…」
と言いながらも大人しく抱かれてるニノ
『は』を強調するのが素直じゃないニノらしいけど
相葉はそれでも嬉しいみたいだし
何よりも抱かれてるニノも笑っちゃってるからこれはこれで成立するふたりなんだろう。
タクシーを呼んで帰る準備が出来た
「それじゃあ 二宮さん
月曜日からブルーのこと よろしくお願いします」
「あいよ。ブルー待ってるからね」
ニノが翔の手の中にいるブルーの頭を撫でた
「みゃあ…」
「おー、ちゃんと挨拶出来るんだ
いい仔だね ブルー」
ニノがそう言うと我が子が褒められてる気分なのか
翔が嬉しそうに微笑んだ
本当に母親みたいだな…
「翔ちゃん タクシーに乗るときはケージに入れてね」
「あ、そっか…
ブルー ごめんね、少しこの中に入ってて…
すぐに着くから」
「みぃ…」
翔の顔を見上げ 寂しそうに鳴く
コッチはコッチで本当の子供みたいだな…
「ごめんね…ここに入ってないと
お家に帰れないんだよ…」
意味がわかってはいないと思う
でも翔の困ってる様子が伝わったのか
ブルーはケージの中で大人しくなった
「いい仔だね、ブルー」
ケージを顔の高さまで持ち上げ嬉しそうに中を覗く翔
「みぁ…」
ブルーも嬉しそうに鳴いた
「じゃあ、行くか…」
「はい」
「翔ちゃん、大野さん 頑張ってね
何か困ったことがあったら連絡ちょうだい?
役に立てるかわからないけど」
「そんなことないよ、今日は本当に助かった
ありがと、雅紀」
「こんなヤツでも役立つこともあるんだねぇ…」
「ヒドイ…カズさん…」
「ウソだよ…今日『は!』助かった
サンキューね」
「カズさ〜ん!」
ニノに抱きつく相葉
「あ〜うるさい…」
と言いながらも大人しく抱かれてるニノ
『は』を強調するのが素直じゃないニノらしいけど
相葉はそれでも嬉しいみたいだし
何よりも抱かれてるニノも笑っちゃってるからこれはこれで成立するふたりなんだろう。
