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ぜんぶ俺の物〜ケダモノ弟の危険な独占欲〜

第1章 1




──私たちは今夜もからだを重ねる。
「あ……っ、亜貴(あき)……」
暗くて静かな、真夜中のベッドの上。いつも憎たらしいほどクールな弟の、切羽詰まった顔を見あげながら、私は複雑に胸を揺らす。
亜貴がじらすせいで、からだは意に反してホットチョコレートみたいにどろどろになっていた。
私は吐息を漏らす。
濡れそぼったからだが、実の弟を受け入れている現実に。
ぞくぞくしながらも、複雑な溜め息を漏らす。
「姉ちゃん……っ」
ほかのだれも知らない顔で亜貴がささやいた。
「かわいい」
抱きすくめられながら唇を奪われ、同時に腰が激しく上下に動きだす。亜貴のオトコが私の中をこすり、突き上げ、甘く優しく、かき混ぜる。
「んん……っめ、それ、だめ、イッちゃ──」
「いいよ、イッてよ姉ちゃん。もっと俺に狂って……っ」
両親の眠るその真上で、私たちは今夜も一つになる。

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