テキストサイズ

ぜんぶ俺の物〜ケダモノ弟の危険な独占欲〜

第1章 1


やがてキスが下り、両脚が左右に割られた。
『や……っ、あ、亜貴』
『良いって言った』
低くかすれた声が真っ暗な部屋に響いた。
そこは亜貴の悪戯のせいで、オンナに変わりつつある場所だった。亜貴の指が割れ目をそっと押し上げる。そこに潜んだオンナを探り当てるように、ぬるっとした感触のそれが私を上下に弾きはじめた。
『あ、あ、あ……っ!』
からだが言うことをきかない。頭が真っ白になって、足と背中が勝手にしなる。それは、これまで一度も体験したことのない鮮烈な快感だった。
『やだ、やだぁぁ……っ』
『聴こえるよ』
下から聴こえる亜貴の声は怖いくらい穏やかだった。
花火のように弾け飛ぶ快感が、どんどん大きくなる。熱く火照った亜貴の両手が私のからだを這いあがり、腹部を撫でる。胸を触る。先端の突起を、好き勝手にもてあそぶ。からだ勝手に燃え上がる。おなかの奥から押し寄せるような、ジンジンとした熱く痺れる感覚を、気持ち良いと無意識に受け入れようとする自分がいる。
その気持ち良いが大きくなる。亜貴の舌が動けば動くほど、どんどん膨れ上がる。手も足も、全てが震えだす。だんだんと大きな波が押し寄せて、私を包み込んでいく。
気が付けば、亜貴の髪の毛をぐしゃぐしゃに掴んでいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ