ぜんぶ俺の物〜ケダモノ弟の危険な独占欲〜
第1章 1
*
転居して二カ月後の六月、私は晴れて香月律(こうづき りつ)となった。
何もかもが順調だった。
新居は実家の近くの分譲マンションで、ローンの半分を会社持ち。瑛人さんの言ったとおり、近くの保育所が再就職先となった。当然ながら育児支援もばつぐん。かねがね結婚したら子育てと仕事を両立したいと思っていた私にとっては、まさにうってつけだった。
挙式は大きなホテルを貸し切って盛大に行った。
もちろん、弟たちにも招待状を贈った。亜貴は今、東京のヘアサロンで美容師として頑張っているらしい。
会いたいような、会いたくないような、複雑な気持ちだった。
結婚式当日、私はそれとなく亜貴の姿を探したが、どこにも見当たらなかった。
転居して二カ月後の六月、私は晴れて香月律(こうづき りつ)となった。
何もかもが順調だった。
新居は実家の近くの分譲マンションで、ローンの半分を会社持ち。瑛人さんの言ったとおり、近くの保育所が再就職先となった。当然ながら育児支援もばつぐん。かねがね結婚したら子育てと仕事を両立したいと思っていた私にとっては、まさにうってつけだった。
挙式は大きなホテルを貸し切って盛大に行った。
もちろん、弟たちにも招待状を贈った。亜貴は今、東京のヘアサロンで美容師として頑張っているらしい。
会いたいような、会いたくないような、複雑な気持ちだった。
結婚式当日、私はそれとなく亜貴の姿を探したが、どこにも見当たらなかった。
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