
二人のキセキの物語 MN
第21章 親友の二人5 潤くん
ドキッとして スマホを取り出し
モニターに出ている名前を見て
更にドキン、とする
≪ 二宮和也 ≫
信じられない想いでその文字を見つめ
信じられない想いのまま 通話を繋げる
「もしもし・・」
「・・・潤くん・・・?今 少し話せる?」
「うん・・・」
「あの・・・さっき、てか 昨日はごめん・・」
「え・・」
「昨日 あれから事務所に行くって言ってたから
共演の話聞いて すぐ連絡くれたって事だよね?
それなのに 俺・・」
「ちょっと待って」
