テキストサイズ

先生の秘密

第3章 ◎VS

コンビニに入ってアイスのコーナーに行く。
「和樹どれか好きなの選んで」
「は?」
「今日連れ回したから、あたしからのお礼ってことで」
「そんなのいいよ」
和樹は笑って言う。
「ダメなのー!あたしの気が済まないからちゃんと選んでっ!ね!」
「わかったわかった」
「あたしどれにしようかな~」
すごい迷うんだけど!
「ここ決まった?」
「まだ~。すごい迷ってるの、これかこれ…」
「ほんと優柔不断」
「だってー…う~ん…。いいや、こっちにしよう!」
あたしは迷った末、決断しレジに向かう。
和樹が選んだアイスはあたしが迷って選ばなかった方のもの。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ