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先生の秘密

第3章 ◎VS

急にスピードを上げる和樹。
あたしは和樹の腰にぎゅっと抱きついた。わー、和樹の背中って広いんだなぁ。
やっぱり男なんだって思った。
「ちょっ…お前くっつきすぎ!」
「だってスピード上げるからじゃんっ!うわっ…」
次はグラグラ運転をする和樹。
あたしは更に和樹の背中に密着するはめに…。
「やめてよぉ……もーちょっとスピード落としてよ!」
あたしが懇願するとスピードを落としてくれた。
あたしは安心して腕を緩めた。「もー着くぞ」
「わーい」
和樹の顔が真っ赤だったのをあたしは気づかなかった。

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