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「野崎と毎日水泳補習してるから。それに暑いし熱中症とか心配だろ？」
「水泳補習…？」
和樹は怪訝そうな顔をあたしに向けた。
怖くて何も言えないあたし。
「ここ、水泳補習ってなに？」
「そ、その…「こいつ水泳の授業全部さぼったから、わざわざ俺がマンツーマンで教えてやってんの」
ひぃいい！先生！
「………………ここ、そんなの行かなくていい。第一お前恐怖症なんだし」
そう言ってあたしの腕を掴んで家に入ろうとする和樹。
「で、でもっ…ちゃんと水に入れるようになったの！それに…25メートル泳げるまでやるって約束したし…」
「そんなのいいから！やる必要ない！」
怒鳴る和樹