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先生の秘密

第1章 ◎あれ…先生?

さすがにやばいよ…
あたしが黙りこんでいるとパッと手が離れたので、おそるおそる振り返ると…
「…和樹っ!」
あたしはものすごく安心した。
「ここなら誰にも見つからないとか思ってたろ?残念ながら俺もこの場所、お気に入りなの」
「えー、そうなの?うん、でも和樹でよかった」
「え?」
「…あああいや、なんでもないよっ!うんっ!てか和樹こんなとこで何してるの?今、和樹の大好きなプールだよ?」
「はぁ~、お前は馬鹿か?なんで俺がここにいるかわかんないわけ?」
「えっと…んー」
考えていると、ななめ後ろからふわっと包まれる感触。
「…………………!?」

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