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林檎の香りがするお店

第2章 ほのかに香る貴方の話

「ごちそうさま!」

そう言って立ち上がる相葉さん。

「早いですね」

話しながらも、もぐもぐ食べてはいたけど。

あはは、と頭をかいて表情を崩した

「予定が立て込んでてねー…、あ!松潤顔は濃いけど、いい人だから!じゃあね!ゆりちゃん、原ちゃん!」

トレイを持って手を振って行ってしまった

「ゆりちゃん、どうしたの?」

ぼーっとしてたみたいで、顔の前でぶんぶん手を振ってみる。

「あ、いや。なんでもないよ。食べよ!」

そっか。と返したけど、絶対何かある。

、、松潤って松本さんのあだ名だろうなぁ。

そんなことを考えて魚フライをつついていたら、お昼時間の終わりが近づいていた。

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