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遠くの恋人より近くの同僚

第11章 同僚が好きなタイプだった

「凌馬くんッ。お先にお風呂どうぞッ。
いっぱい動いたから汗かいたでしょッ」


バッティングセンターでの俺は
狂ったように白球を打ちまくっていた。


おかげで、胸の内のモヤモヤは
かなりブッ飛んだが。


「本田は見てるだけだったしな」

「だって私、運動神経超鈍いもんッ」

「だろうな。あ、風呂なら先に入れよ」


俺はその隙に一華に電話を。


「ぅんッ。じゃ、そうさせてもらうねッ」

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