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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第10章 保健室の続き②

「僕も……如月の初めての男に
なりたかったよ」


心底悔やまれる。


「そう言って頂けて……それだけでも
先生のお宅へ来た甲斐があります」

「僕は……それだけで終わらせる
つもりはない」


あの頃を取り戻したい。


自分の中で、折り合いを付けたい。


「私もです。ですが……先生のお望み通り
初めてでは……ありません……けど……」

「いいんだよ。少しでも僕に気持ちを
傾けてくれれば」

「傾きかけてます……だから……
今更ですけど……恥ずかしい……」

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