ただ今嫉妬宮発動中!
第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★
……チキンだな。
こいつ。
いざ、オレが迫ればこんな感じか。
まぁ、いきなり迫ったオレもオレだけどね?
なんか。
演技、途中から忘れて面白くなっちゃって?
色んな顔見せるこいつで、つい。
遊んじゃったオレ。
そんなじわじわと近寄るオレに翔が
S「あのさ、和!」
?
急にマジな顔して、ストップって両手で
バッテン作ってる翔が
N「ん?」
S「本当にいいの?」
って。
聞いてきた。
N「潤には内緒にしてくださいよ?フフっ」
ゴクンと唾を飲む翔。
S「…………」
N「オレの事知りたいなら……ねっ?」
S「知りたい……けど、やっぱりいいのかな……」
N「潤の事……気になる?フフッ」
S「だって……和こそ、さっきは条件って……
関わらないでって……」
N「ん、言ったねぇ」
S「それに……大事な人も……いるんだよね?」
………………。
一緒ですから。
あんたが心配してる、潤も大事な人も。
そのどっちも。
潤から離れて貰うためにね?
今、オレ。
あんたに、こうやって迫ってんの。
オレの事そんなに知りたいならさ……
そのうち、全部教えてやってもいいですよ?
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