
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第3章 伯爵と通り魔
「///あっ、あ――――オーナーさんは!?私、戻らないと!あの人…通り魔!」
私は寝巻きのまま部屋を飛び出そうとした!
「有森様!その件は――――!ご、いや!警察が来て解決しました!」
「え!?」
慌てたピノ彦君が私を引き留めそう言う…
え?――――え?私…あの後…アレキサンダーに助けられて…で、ピノ彦君に担がれて…
「え?だって――――…」
「一部始終を見ていた通行人が警察に報告して――――…あの後すぐにオーナーは捕まったんですよ」
――――…え?そうなの?
「でも、私…事情聴取されてない…」
事件だ…被害者が警察に色々聞かれるのは当たり前…
警察の私が言うのだから間違いない!
