
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第2章 伯爵と迷子の子犬
「お腹――――…減った…///そ、その前に…シャワー…かお風呂入りたい」
ベッドから抜け出してお風呂を目指すが…空腹でフラフラしてしまう
「ご飯が…先だったかな?――――…でも、ボサボサじゃ…」
ボサボサな姿でも別に誰も気にしないとは思うが…私自身が嫌なのだ…
私はなんとかワンピースドレスを脱ぎ――――…シャワーを浴びようと全裸になったが
顔をあげた瞬間にクラっと――――…目眩がしてしまった!
「!――――あっ…」
「すみれ!!危ない――――!」
目眩と認識した時にはすでに足が地についていない感覚がして自分が倒れるのだと覚悟したのに!?
私の体は優しく包まれ――――…床への衝撃は回避されていた…?
