
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第1章 伯爵様は…
「あっご主人様!?有森様がドン引きされてますよ――――…本当に何も知らされていらっしゃらないのなら、お食事でもされながら説明してはいかがでしょうか?」
私の心境を察したピノ彦君がアレキサンダーを促す
「ん、それもそうだな――――…では、食事の時にでも全てお話ししよう…」
「では、有森様をお部屋に案内いたしますね!夕食の準備ができましたらお声をかけますので!ごゆっくりおくつろぎください」
“うむ、頼む”と、アレキサンダーは立ち上がると客間を出ていった――――…
あれよあれよと…話が進み――――…私はこの屋敷に止まる事に決まりそうである!
アレキサンダーのお付き役と言うことであるが…仕事内容がピンと来ないのだ!!
