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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第6章 伯爵と訪問者


「――――…ご主人様…野村様がいらっしゃいました」



ピノ彦のいつにもなく低い言い様に…アレキサンダーの気持ちも沈んだ



「――――…分かった…奥部屋に通してやれ」


「かしこまりました」



“奥部屋”――――…すみれが見つけたった部屋のひとつ


なんとも怪しげな秘密の部屋である



「3ヶ月に一度の――――…苦痛の時間か…」



アレキサンダーは、ゆっくりと立ち上がると部屋を移動する



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