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第25章 逢いたい





淳said




ボサボサの頭を適当にセットしてその辺にあった服を着て慌てて部屋を出たッ!!!









なんだよっ!!!








涼の野郎ッ・・・意味深な電話してきやがって!!







エレベーターに乗り込み地下の駐車場に慌てて車に乗りまた携帯を見ると・・・。








『日本丸前』






その一言(笑)







涼からのライン・・・。








日本丸ってッ!!!山下公園の船だよなっ・・・








時間は18時半前・・・。






急いでも30分はかかるぞ・・・。






アイツ・・・箱根行くんじゃねーのかよッ!!!








涼が言う可愛い女って・・・・・







アイツしかいねーだろ・・・。







俺はナビも設定せず・・・急いで横浜に向かう・・。








頭に中で色々考えた・・。







もし・・涼といるのが・・・アイツなら・・・。








もし・・アイツなら・・・。








そう思うと胸が痛くなる。










あの日から逢っていない・・・アイツ。









俺はあの日に振られたんだ。







でも・・・忘れられないでいる・・・いつも俺の頭の奥にいるんだ。











凛・・・。









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