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貴方の涙は俺が拭くから ON

第40章 貴方の為に出来る事を4 ニノ



バカだな 俺は
嫉妬なんてする場面じゃない、ってわかってんのに


それでもやっぱりショックだった
寄り添う二人の姿が脳裏にフラッシュバックする

大野さんの肩に置かれた潤君の手が
だんだん下へと滑り落ちて行き
腰に添えられるところを勝手に想像してしまう


俺の事を好きだって言ったのに
あんな風に 潤君に身体を触れさせるなんて




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