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桜の咲く頃にまた君と

第5章 泣きながら笑いながら君と

またふたりの間に沈黙が流れた


お互い言いたいことはたくさんあるが言葉が出てこない


こんなにも桜さんのことを思っているのに


「それだって春樹くんのエゴだよ私がどんな思いで春樹くんから離れたか...

でもありがとう、嬉しいよ

そんなこと言われたら春樹くんのこと離さなくなるよ?

春樹くんこそ急に居なくなったりしないでね?」


「僕は絶対に桜さんのそばから離れない

それがどんなに辛いことでも

桜さんと一緒にいれないことのほうが辛いから

だって僕は...」

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