テキストサイズ

桜の咲く頃にまた君と

第5章 泣きながら笑いながら君と

それからはもう大学に行くのもやめてただ家にいた


何もする気になれなかった


悠陽と桃花ちゃんからはずっと電話が来ていたが体調が悪いと言っている


また電話が鳴る


ディスプレイには悠陽と表示されている


最近は電話にも出ていなかったが心配してかけてきてくれてるのに悪いと思い久しぶりに出た


「もしもし、やっと繋がった!

桜先輩の居場所が分かったぞ」


その一言を聞いて僕の頭は一気に覚醒した

ストーリーメニュー

TOPTOPへ