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桜の咲く頃にまた君と

第10章 初めての旅行は君と


「ほら笑って」


そう言って写真を撮った


写った写真はふたりともいい笑顔だった


よし、桜との思い出がまたひとつ増えた


「お腹空いてきたし早く中華街行こう」


桜がそう言って中華街に行こうとする


僕はまだ姫路城を見ていたかったが


お腹がすいて来たのも確かだ


「じゃあ行こっか」


そう言って僕達は中華街に向かった


中華街は思っていたよりも人が多かった


いい匂いが色んなところからしてすごく目移りしてしまう


桜はあっちに行ったりこっちに行ったり食べ物の匂いに釣られている

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