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三角関係ときどき四角

第12章 怪文書の行方

「来瞳……もう一回だけ……」


普段は優等生の僕だが
ベットの上では劣等生かもしれない。


一回だけでは物足りなく
体力の限界まで求めてしまう。


「今日は……もう……いいかな……」


まるで何回もセックスをしたような言い草。


「そっか」


『どうして?』だと聞けずに
お互いベットから起き上がり着替えた。


「これからパパが来るの。実家の部屋で
私が使ってたソファーを持ってきてくれるの」

「なんだ……それならそれで、最初から
そう言ってくれればいいのに」

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