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三角関係ときどき四角

第11章 終わりと始まり

「リョウくんッ、お待たせッ。
今夜は炒飯にしてみましたぁッ」

「それより……どうした、その格好は」


裸エプロンって……


「大丈夫ッ。隆哉さんには見られて
ないからッ」

「そういう問題じゃなくて」


舞彩のことが好きで
舞彩と向き合いたいという話を
珠理にしようと決めていた。


「リョウくん好みじゃなかった?」

「とにかく着替えてきてくれないか?
大事な話がある」


珠理のことは金輪際抱かない。

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