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三角関係ときどき四角

第11章 終わりと始まり

舞彩に男が居たことが
これほど俺にダメージを与えたとは……


自覚が無いだけで俺は舞彩を
思っていた以上に好きになっていた。


珠理のことも嫌いではないが
手っ取り早く言えばセフレのようなもん。


満たしてもらっただけに過ぎない。


「ごちそうさまでした。今夜も夜食を
お願いします」


晩御飯を食べ終えると
珠理にいつもの夜食をお願いした。


俺の部屋に夜食を
持ってきてくれた珠理を
抱くことが恒例となっていた。


しかし今夜は違う。

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