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珠理ちゃんが喋れるように
口元を押さえ付ける手を緩める。


「……嫌に決まってるじゃないですか」


そりゃそうだ。


だが僕は知っている。


「他所の家の風呂場でオナニーするのは
珠理ちゃんの趣味？」

「やっぱり……隆哉さん……見てたんだ」

「半年前も拝ませてもらったよ。
リョウくんだっけ？さっきも同じ名前を
呟きながらオナニーしてたね」

「それは言わないで……お願いしますから……」