テキストサイズ

放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ




ピロリロリン♪


ふいに着信音が流れた。

どうやら結のケータイのようだ。


「…嘘」


メールを読んだらしい彼女は目をまん丸くさせている。

ぱっとあげた顔は紅潮し、涙が溜まっていた。


「晴香……」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ