
嘘つきな唇
第8章 *永遠の愛*
「……お父さんお母さん!……
ごめんねー。待った?」
「雪奈、ルウさん!大丈夫よ♪」
「……すみません……お待たせしました!」
「悪いなあ、ルウくん!
疲れてるのに付き合わせて。」
「……いえ♪……全然大丈夫ですよ♪」
「……お父さんお母さん……
お腹空いたでしょ?ルウ何処行く?」
「……うーん……このホテルにも、
何件か中に入ってるみたいだよ♪」
「……お父さん達……
ホテルの中でもいい?外行く?」
「……いや……
ホテルでいいぞ♪なあ、母さん♪」
「……ええ、充分よ!……」
「……ルウ……食堂何階かしら?」
「あ、7階だ!行ってみようか、雪奈♪」
「……そうね♪……
レストランみたいなとこあるかしら……」
「……あ、雪奈!……ここレストランっぽい♪」
「ほんとだ♪お父さん達ここでいい?」
「……ああ!……雪奈和食ありそうかね?」
「そうよね。やっぱり和食がいいわよね?
ルウ、和食ありそう?」
「あ、うん!お寿司とか天ぷらとか、
他にも定食とかもあるよ♪」
「……良かった♪…
ここでいい?お父さんお母さん?」
「……そうだな♪……いいよな?母さん?」
「……ええ♪……」
……そして俺達は……
このレストランで食事をする事にした。
協会の近くのホテルを宿泊先に、
選んで置いて正解だったな♪
