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嘘つきな唇

第7章 *新境地*



「……ルウ、お父さん……
やだ、二人共なんで泣いてるのよ?」

「……雪奈が……綺麗過ぎるからだよ……」

「……有り難う……ドレスの効果ね♪」

「……雪奈綺麗だぞ……」

「……有り難うお父さん……
さっきのとどっちがいいかしら?」





「……両方♪……アハッ♪」

「……ルウったらww……」

「……母さん……
お色直しのドレスは何色なの?」

「……ああ♪……
お色直しは白よね、雪奈?」

「……ええ♪……」

「だったらこのピンクは?
綺麗だぞ雪奈♪なあ、ルウくん♪」

「……はい♪……
雪奈俺もピンクのスゲー好きだな♪」

「……そう?お母さんは?……」

「……ええ!……とっても綺麗よ、
雪奈♪似合ってるわよ♪」

「……そうですか?……」

「……ええ♪……
お嬢様の真っ白いお肌の色に、
綺麗に映えてますよ♪
私もピンクがお綺麗かと思います♪」

「そうね♪私もピンクは好きだわ♪
お母さんこれにする?……
ルウもお父さんも大丈夫かしら?」

「……そうね!……このドレス素敵よね♪』

「……うん雪奈……めっちゃ綺麗だよ♪……」

「……もうお父さんったらww……
じゃあお母さん♪これにするわ♪」

「……はいはい♪……」

「有り難うございます♪」



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