
嘘つきな唇
第5章 *未来予想図*
……俺は何故か……
涙が溢れて止まら無かった……
……美砂の事を憎んで居たはすなのに……
……なんで俺泣いて……
……俺は暫くして……
ようやく少し気持ちが落ち着いて、
雪奈に電話をした……
……雪奈もきっと終わってる頃……
……雪奈に逢いたい……
「……もしもし雪奈?……」
「……ルウ!……」
「……ねえ雪奈……
アイツと終わったよ……」
「……え、何て言ったの?ルウ……」
「……雪奈……逢いたいんだ!
今から逢え無いかな?……」
「ルウ!私も貴方に逢いたいわ!
話したい事が沢山あるの……」
「……俺もだよ……
じゃあ雪奈の家に行っていい?
雪奈もう帰ってる?……」
「……ええ!……もう帰ってるわよ♪
ルウ逢いに来て!待ってるわ!」
「雪奈有り難う!すぐ行くから♪」
「ルウ気を付けて来てね!
あ、ルウ夕飯は?……」
「もう軽く食べたから大丈夫♪
じゃあ今から行くから待ってて!」
「……ええ待ってるわ♪……」
俺は急いで雪奈のマンションに向かった。
