
嘘つきな唇
第5章 *未来予想図*
「それにお前は駄目だと言って簡単に、
引き下げる奴じゃ無い事は、
昔から知ってるよww」
「……ハハすみません……」
「……それに相川は……
入社してから実に良く我が社に、
貢献してくれたからな。
まあ俺からの最後のプレゼントだ♪」
「……チーフ……
ほんとにこの忙しい時に、
無理言ってすみませんでした。
ほんとに有り難うございます!」
……私は……安心したのか……
チーフの前で泣いてしまった……
「……え、相川……
オイオイ!泣くなよ。焦、、」
「……すみません……」
「しかし相川の涙なんて貴重だな!
入社以来初めて見たぞ。笑」
……私は……恥ずかしさの余り、
顔が赤くなったのを感じた……
……ああもう!……
チーフの前で泣くなんて!
ほんと恥ずかしい……
