
嘘つきな唇
第5章 *未来予想図*
……私の熱意が通じたのか最後に……
チーフが折れてくれた……
「……はあ……ここまで決心、
固いならいつ辞めても同じだなww」
「……チーフ……」
「……解ったよ……相川。
今週の金曜日付けでいいか?……」
「……あ、チーフ有難うございます!……」
「相川お前のおかげでまた、嫌味チーフと、
俺は揉めなきゃいかんww」
「……ハハすみません……」
その時食事が運ばれて来た。
「……よし相川食え!腹減ったろ?……」
「はい。すみません。頂きます♪」
「……ああ俺も腹へった!……」
「……チーフ!……そうですよね。
貴重なお時間頂いてすみません。」
「……何いいさ……
こんな事でも無きゃ相川と、
食事なんて滅多に行かないからな♪」
「……チーフ……
有り難うございました……」
「……うむ……」
……ああチーフは相変わらず優しいな……
