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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第10章 完璧なライバルと憂鬱なご主人様


「あら、そんな趣味…ないの?

だったら、素でジュンをあそこまで骨抜きにしたんだ

もっとて妬けちゃうわ――――…」




「は?」



私は、サニを冷めた目でみる



相変わらずニヤニヤしながら私をみている彼女に苛立ちさえ感じてくる



「今日は、ジンと久しぶりの再開を祝ったらどうですか?

放置プレイも大好きな彼ですから…ちょうどよく興奮している時間じゃ無いですか?」



時計を見ると――――…別れてから三時間ほど経過していた



「――――…あら?意外だわ…ジュンは放置プレイ…苦手よ?」



――――は?苦手?




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