
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
扉を開けると――――…
曽根は、犬のようにクンっ!と、鼻を鳴らした
「///ライカ?…この香りは?」
「一緒に――――…食事をしたいんでしたよね?だから、財前さんに手伝ってもらいたい…準備しました…食べたくないですか?」
曽根は、口に手を当てて「///ラッ…ライカァ~!」と、歓喜の声を上げた!
下ごしらえを途中までやってくれた財前さんは、後の手順をメモに残しキッチンを完璧にしてくれていた…
私は、それらを完成させてから曽根を迎えにいったが…
柄にも無いことをしたと…財前さんの言葉で思ったが、してあげたいと思ったのだから…しょうがない…
