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１曲目を歌い終わり、２曲目のＬｏｖｅ　Ｓｏｎｇ、３曲目のＦｒｉｅｎｄ　Ｓｏｎｇ、４曲目のＢｒｏｔｈｅｒ　Ｓｏｎｇと次々に歌う。

「えー、それでは次で最後の曲となります」

「え～」

「そんなぁ…。」

「もっと聴きたい～」

翔君の言葉に、観客席から残念がる声が飛び交う。

「みんな、ゴメンな」

「僕達も、もっと歌っていたいんだけど」

「でもその分、今から歌う新曲に心を込めて全力で歌うからね♪」

えっ？

「筑紫君、今…新曲って？」

もしかして、まだ未発表の曲？

「今から歌う曲は、次のニューシングルの表題曲なんだ」

「えっ、嘘」

「もしかして、イベント初披露？」

翔君の思わぬ告知に、会場内が再びざわつく。

「この新曲で、ファンのみんなを幸せの笑顔いっぱいに、感動の渦に包み込んであげるよ！」

「みんな、行くよ～！！」

「「「「俺(僕)達の歌を聴け～！！」」」」