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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第5章 ~ソングボーイズ登場~

◇アメニイト日本橋店5階・イベント会場◇

-郁視点-

「ふぅ、緊張してきた…。」

イベント当日。

アメニイト日本橋店に着き、5階のイベント会場付近の階段の所で、イベント参加者の列に1時間半並んだ。

イベント会場の部屋へ、入る時に渡された整理番号の紙を見ながら、整理番号の紙が貼られた椅子に座っている。

「前の方は、見えやすいし良かった良かった♪」

僕の整理番号は、35番。

前から、3列目の真ん中の席。

「にしても良かった…。」

僕以外にも、ちゃんと男の人も何人もいて…。

流石に、男1人だけだったら恥ずかしかったかも…。

「でも、同志として性別は関係ないよね…。」

ふと、周囲を見てみるとやっぱり女性客が多い。

「僕含めても、男は20人くらいか」

今回のイベント参加者人数は、100人で比率的には男20:女80ってとこか。

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