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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第4章 ~郁と夕陽の秘密の情事~

◇天王寺ホテル◇

-夕陽視点-

「いよいよ、今日だ」

◇角川学園4階・1年B組◇

-郁視点-

アメニイト日本橋店で、夕陽君と再会した日から明後日の今日。

「俊樹、南
今日は、一緒に帰れるの?」

「モチのロンだぜ♪」

「僕も今日は、大丈夫だよ」

俊樹君が、僕の方に振り向いてニカッとする。

「郁、帰ろうぜー♪」

「ゴメン、今日はちょっと用事があって」

だけど、今日は夕陽君と会うイベント前日の日だ。

だから、俊樹君に謝りながらお誘いを断る。

「そっかー
じゃあ、またなー♪」

「郁、バイビ~」

「郁君、ばいばい」

「3人共、ばいば~い」

僕は、3人と別れて教室を出た。

◇JR難波駅・改札口付近◇

「夕陽君、来てるかな~?」

周りを見るが、夕陽君の姿がなかった。

「まだ来てないのか」

夕陽君との待ち合わせ時間は、僕が学校終わり次第に、JR難波駅の改札口付近のとこで集合となった。

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