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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第3章 ~幼馴染との再会~

「今日、日本橋で3年ぶりに夕陽君と再会したよ」

「えっ?」

少し驚くお母さん。

「僕もビックリしたよ
まさか、夕陽君と再会するなんて」

お母さんに、夕陽君と再会した経緯を説明した。

「夕陽君が声優にね」

お母さんは、夕陽君の近況を聞いて嬉しそうにしている。

「あと、あの事件のニュースも見たって」

「えっ!?」

夕陽君だけじゃなく、おじさんとおばさんもあの事件のニュースを見て、ずっと心配している事を教えた。

「そう…。」

複雑そうな表情を浮かべるお母さんに、僕は意を決して言う事に決める。

「夕陽君に、明後日会ってあの事件の真相を教えてほしいって言われたんだ」

「ッ!?
それは駄目!」

「夕陽君は、僕達の味方だって言ってくれた」

僕は、その言葉を信じたい。

「夕陽君も周りと同じだったら、今後会わないし連絡もしないよ」

「……わかったわ」

「ありがとう」

夕陽君に、事件の真相を教える事が正式に決まった。

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