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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第3章 ~幼馴染との再会~

彼は、僕の幼馴染みで赤ちゃんの頃から、兄弟のように一緒に育った柴崎夕陽君。

「まさか、郁君と再会出来るなんて思ってもみなかったよ♪」

夕陽君とは、家が隣同士で家族ぐるみの付き合いで、幼稚園と小学校はずっと一緒だった。

「ねえ、良かったらアドレス交換しようよ」

スマホを取り出しながら、夕陽君にお願いをする。

「もちろん♪」

僕達は、アドレス交換をした。

「でも、何で今日ココに?」

イベントは明明後日で、まだ東京の筈じゃ?

「僕達、今回は旅行も兼ねて今週の月曜日から、梅田のホテルに泊まってるんだよ」

「そうなの?」

「うん
で、今日と明後日の前日はオフで、日本橋に遊びに来たの」

「へぇ~、にしても小学校卒業以来だね」

柴崎家は、夕陽君の小学校卒業した翌日に、転勤で東京に引っ越してしまい、離れ離れになった。

「ホントだね~」

離れ離れになってからも、手紙のやりとりは続けてたんだけど…。

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