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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第15章 ~僕達のその後~

「小太郎さん、郁さんお茶入れたのでどうぞです」

「大喜(だいき)君、ありがとう」

彼は、犬尾大喜(いぬおだいき)君。

僕より1つ下で、先生の家に同居してる子で先生の恋人。

大喜君は、梅田の喫茶店でアルバイトをしている。

ちなみに、大喜君がタチで先生がウケらしい。

「ちょうど、喉渇いてたから助かったよ」

僕と先生は、大喜君からお茶を受け取って飲み干す。

「それでは、そろそろ失礼します
大喜君もまたね」

「郁君、お疲れ様~」

「郁さん、さよならっす」

先生と大喜君に挨拶をして、玄関へ向かって外へ出た。

◇道中◇

「犬飼先生の原稿、楽しみだな~♪」

夕陽君と恋人同士になった日、僕は隼に夕陽君との関係を打ち明けた。

少し不安だったけど、隼は普通に受け入れてくれたどころか、自分もゲイって事を打ち明けられて驚いた記憶がある。

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