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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第14章 ~成就する長年の恋~

「真根さん、心配ないですって!
スキャンダルにはなりませんから」

有里君が、真根さんに言った。

「ははは、心配無用だったね!」

こうして、僕と夕陽(有里)君は恋人同士になった。

その後、真根さんと他のメンバー達は部屋を出て行き、僕と夕陽君だけになる。

-夕陽視点-

「えへへ、郁君♪」

僕は満面な笑顔で、郁君を抱き締め続ける。

「僕、今めちゃくちゃ幸せだよ♪」

「僕もだよ」

僕、本当に郁君と恋人同士になったんだ…。

夢みたいだ。

小学生の頃からの恋が、やっと実ったんだ。

長年の恋が成就して、本当に良かった。

「隼君には、僕達の事は報告するの?」

「うん
隼が何て言うかはわからないけど、今はたった1人の家族で弟だしきっちり説明だけはしときたい」

「そうだね」

隼君。

僕達の事を、祝福してくれると良いけど。

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