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それから１時間後、睦月さんから電話がかかってきて夕方頃に晴希さん達を連れて文月家に来る事になった。

その際、数多君も同席してもらう事に。

そして、夕方頃になって睦月さんとヤンスさん、晴希さんと始さんが文月家に来た。

僕と隼と数多君は、睦月さん達から今後の事についていろいろと話を聞かされた。

数多君に関しては、念の為に帰りは家の近くまで晴希さんの車で送ってもらう事になった。

それから、少しの間は難波とその周辺と文月家へ行く事は控えるように、睦月さん達に言われる。

僕と隼に関しては、同じく少しの間だけ護衛は続行するとの事。

それで何もなければ、護衛は完全に終了するみたいだ。

その日、数多君は晴希さん達と文月家を出て、家の中は僕と隼だけになる。

「晩飯どうする？」

「うーん、買い物行ってないしなぁ」

「……そうだ！」

僕は、難波レストランでもらった残りの商品券の事を思い出す。