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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第2章 ~3人それぞれとの放課後~

店内を見て回りながら、俊樹君にイベントについて説明をしている。

「さらに嬉しいのが、自分の好きなキャラの声優を演じてるのが、僕の1番好きな声優だから幸せ~♪」

その後、僕と俊樹君は欲しい漫画を手に持ち、一緒に行列に並ぶ。

「まだ、もうちょっとかかりそうだなー」

「うん」

列に並んでから、15分ぐらい経ってようやく半分ほど進んだ。

「郁の言うとおり、並んでる客の殆どがソングボーイズ好きの客だなー」

「うん」

「早く、ゴールデンウイークになって、ソングボーイズ達に会いたいわ~♪」

「やっぱり、こんだけ行列だと予約しといて正解だったわね」

前の方に並んでる客達や、後ろの方に並んでる客達の会話から、ソングボーイズとイベントの内容が聞こえてくる。

言い忘れたけど、ソングボーイズの4人をそれぞれ演じてる、声優さん達のグループ名もソングボーイズなんだ。

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