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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第11章 ~望まぬ再会と動き出す者達~

◇文月家2階・郁の部屋◇

「……。」

朝、目が覚める。

「zzZZZ」

横を見ると、隼はまだ寝ていた。

お母さんとお父さんが亡くなって数日。

僕と隼は、周囲の励ましで何とか2人の死から、立ち直る事が出来た…。

葬儀の費用などは、2人の生命保険、同じ職場の人達や夕陽君の両親の支援でどうにか…。

葬儀には、お母さんとお父さんの同じ職場の人達と、夕陽君と夕陽君の両親が参加してくれて…。

葬儀の進行や段取りも、夕陽君の両親が手伝ってくれて滞りなく行う事を出来た…。

「zzZZZ」

僕は、寝ている隼の頭を軽く撫でる。

悲しみに暮れる僕と隼を、2人と同じ職場の人達、近所の人達、夕陽君と夕陽君の両親達だけじゃなく。

電話やメールで、俊樹君と数多君と南君や研磨さんに歩さん、晴希さんと始さん。

翔君と剣君と筑紫君や真根さん、腐男子仲間達やクラスのみんなも慰めてくれて感謝の気持ちでいっぱいだ…。

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